街のシンボルとも
なりうる屋根材の営業は
やればやるほど新鮮で奥深い
東日本大震災後、建築関係の仕事で復興に関わりたいという気持ちで入社。仙台支店、石巻営業所での営業職を経て、4年前より東京支店に勤務。
柳沢 直斗東京支店課長代理2012年入社
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東日本大震災の復興に関われたことは
忘れられない思い出大学時代は経営学部でマーケティングや経営学を学び、営業志望で協和に入社しました。当時は東日本大震災の1年後で、建築関係の仕事を通して、復興に貢献したいという気持ちがありました。建物に使われる屋根材は、建築物として長い年月に渡って人々に使われて、街のシンボルともなりうるもの。そこに関わることができるのは、とても意義がある仕事だと考えたのです。
入社後は仙台支店で2年半、その後船岡営業所で3年間営業の仕事をしました。津波のあと、更地になってしまった土地で、ここでまた、やっていくのだという地元の方達の思いや気概に触れることができたことは、一生忘れられません。ガソリンスタンドから商業施設、一般の住宅まで、さまざまな建物を新しく建てる上で、どんな屋根材を使ったらいいのかを提案したり、板金屋さんや職人さんたちとやりとりを重ねたりして、受注を受けたときの嬉しさは格別でした。 -
入社10年、一つとして同じ現場はないから、
常に緊張感があって新鮮東京支店に移ってからは、板金屋さんや職人さんたちだけでなく、設計事務所や大手のゼネコンなど、営業先の幅が広がってきました。仙台では、作業着を着て直接商品を配達しながら営業することが多かったのですが、東京では配送と営業は分かれていて、スーツを着て営業するような機会が増えます。
営業の仕事は10年になりますが、建物によってどんな屋根材が必要かは違ってきますし、相手先の好みもあります。例えば同じ個人住宅であっても、広さや場所、環境などによって提案は違ってきて、一つとして同じことはないのです。それぞれの建物が完成するまで、どんな資材を使い、どのように搬入して、どう組み立ててくのか、お客様とコミュニケーションをとりながら段取りを決めていきます。その都度、勉強も必要ですし、経験によって知識や引き出しも増えていきます。その上で、お客様に喜んでいただけるような提案ができて、受注を受けたときにはやはり、嬉しいですね。 -
職場内で助け合えることが
仕事をする上で強みに仙台でも、東京でも、共通して言えるのは、営業所内の雰囲気がとてもアットホームなこと。今まで、ピンチに陥ったときは何度も同僚や先輩たちに助けられてきましたし、入社当時はすぐ上の先輩に、商品知識から身だしなみまで、多くのことを教えてもらいました。自分自身も、周りが困っているときや、後輩に対しては、できる限りサポートしたいと考えています。
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今後は自社製品のPRに力を入れていきたい
今後さらに力を入れたいのは、Zワイドルーフ364という自社製品のPR。発売して10年になりますが、これまでたくさんの屋根材を扱ってきたなかでも、製品の質の高さには自負があります。その良さを伝えるためには、商品そのものだけでなく、同業他社の製品についてしっかり勉強することも大切ですし、どんな場面で、どんなふうにアピールするかといった提案の仕方も重要です。まさに営業の手腕が問われる仕事。緊張感を持ちながら、前に進みたいです。